2014年8月20日水曜日

北方領土:TPPと択捉島奪還計画。

http://surouninja.blogspot.jp/2014/08/Etorofu-Island-Recapture-Plan-and-TPP.html
沖縄駐留米海兵隊が昨日(2014年8月19日)、陸上自衛隊矢臼別演習場での実弾射撃訓練のため根室・花咲港から民間フェリーで上陸したとのことである。同港で米海兵隊員が上陸するのは初めてとのことである。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/557674.html
根室に米海兵隊上陸 矢臼別訓練 民間フェリーで400人

(08/19 16:00)
【根室】陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町など3町)で沖縄駐留米海兵隊の実弾射撃訓練が24日から始まるのを前に、海兵隊員約400人が19日、根室・花咲港から民間フェリーで上陸した。同港ではこれまで物資や機材の陸揚げは行われていたが、海兵隊員が上陸するのは初めて。
 米海兵隊の実弾射撃訓練は沖縄の基地負担軽減のため、1997年度から矢臼別など全国5カ所の陸自演習場のうち毎年4カ所で分散して実施。これまで隊員は中標津空港か釧路空港へのチャーター便などで現地入りしていた。

北方領土では先週、ロシアが大規模軍事演習を実施したばかりである。

参考:
2014年8月13日水曜日
北方領土:ロシアが最大規模の軍事演習開始。

ところで日本も今後はカナダや米国(アラスカ)産のシェールガスを輸入することになるだろうが、

参考:
2014年3月9日日曜日
ウクライナ情勢と米国シェールガス輸出解禁の動き。

其の際に重要となるのが北太平洋を通る航路(日米加間の大圏コースとなるアジア太平洋タンカーコース)であり、この航路で重要な拠点となるのが“択捉島”なのである。緯度の高い択捉島に燃料補給基地を設けることは、航行効率の面で優れているばかりでなく、航路の安全を確保(ロシアの妨害を排除)する上でも非常に重要なのである。

今年11月に予定される米中間選挙で共和党が上下両院を制した後、TPP交渉は一気に妥結に向かうと予想しているわけだが、そうなると、おそらく次に議論されるであろう重要な議題の一つには、「北太平洋航路の安全強化を如何に行うか」が挙げられるだろう。その自然な流れとして、日米両国が択捉島の安全確保(ロシアからの奪還)に向けて積極的に動き出すことは容易に予想できることなのである。

ロシアがこのまま択捉島の軍事基地を強化していくことは、日本のみならず米国にとっても大きな脅威なのである。

参考:
http://usami-noriya.com/?p=4506
米国との対立が深まるロシアにとって、択捉島はアメリカを牽制する地政学的な重要な拠点となりつつあるので「北方領土の4島返還」という主張をかなえることは大変難しいでしょう。なんせ真珠湾攻撃は択捉島から始まったんですから。

そう考えると、今回の米海兵隊のイレギュラーな動き(花咲港からの上陸)は、もしかすると、「択捉島奪還計画」をシミュレートした行動だったのかも知れない。そして、先週のロシアの大規模軍事演習も、このような日米の動き(北太平洋航路の強化)を予想した牽制だったのではないだろうか。

今年11月の米中間選挙後は、“TPP”と“北方領土問題”が同時に動き出しそうな気配である。