2014年4月17日木曜日

インド総選挙に見るアングロサクソン型自由主義世界再来の兆し。

http://surouninja.blogspot.jp/2014/04/india-general-election-to-represent-the-resurrection-of-the-anglosaxonic-liberal-economy-all-over-the-world.html
7日(2014年4月7日)から投票が実施されているインド総選挙では、最大野党のインド人民党(BJP)が優勢となっているようである。

印最大野党の首相候補「核先制不使用は維持」

4月17日 7時03分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140417/t10013806851000.html

インドの総選挙で優勢が伝えられる最大野党の首相候補、ナレンドラ・モディ氏は、17日、核の先制不使用の政策は維持するという考えを示し、党の政権公約=マニフェストが核政策の見直しを掲げたことについての懸念を払拭(ふっしょく)するねらいがあるものとみられます。

ナレンドラ・モディ - Wikipedia

政策

外交

日本

日本はグジャラート州で産業・投資について協力をしており、モディとは友好的な関係を持っている。

中国

2014年2月には、中国に対し、「拡大という思考を捨て去る必要がある」と述べ、中国の領土拡大的な動きを牽制した。

経済

グジャラート州はインドで最も高い経済成長を遂げている州であり、モディはその立役者とされる。モディの経済政策は新自由主義に近く、小さな政府や民営化の推進を主張しており、イギリスのマーガレット・サッチャー首相に例えられることもある。

焦点:インド版「サッチャー改革」へ、政権交代目指すモディ氏が描く未来

2014年 04月 7日 17:55 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3605N20140407

[ニューデリー 6日 ロイター] -インド総選挙は10年ぶりの政権交代が濃厚となっているが、最大野党インド人民党(BJP)を率いるナレンドラ・モディ氏は昨年4月8日、小さな政府と民営化の必要性を訴える演説を行った。

同じ日、国営企業の民営化などで内外の保守派に影響を与えたマーガレット・サッチャー元英首相が死去。支持者らはモディ氏を「インド版サッチャー」だと呼んだ。

マーガレット・サッチャー - Wikipedia

日本での評価

サッチャーの首相就任から間もなく、1980年に選出されたアメリカ合衆国大統領のロナルド・レーガンも新自由主義的な政策を数多く打ち出した。さらにニュージーランドでもデビッド・ロンギが新自由主義を主導し、80年代はアングロサクソン各国において新自由主義が台頭する時代となる。また、この時期、日本においても、1982年に首相に就任した中曽根康弘により、行政改革や国鉄分割民営化(1987年)などが行われた。
また日本では、安倍晋三、平沼赳夫、藤岡信勝など、現在の歴史教育は「自虐的」と考える論者から、「偏向自虐歴史教科書を克服した先例」とされた。2006年に行われた教育基本法改正や教育バウチャー制度導入の動きは、サッチャーを模範としたものである。

語録

「あなたの旗は赤旗でしょう? わたしの旗はユニオンジャックです」
「われわれは核兵器の無い世界ではなく、戦争の無い世界を目指すべきです」
「社会というものはありません。あるのは個人と家庭だけです」
「私はコンセンサスというものは、さほど重要なものであるとは思いません。あれは時間の浪費の原因のようなものですから」
(議会で動物擁護法案が通過する際、野次を飛ばす野党議員に対して)「お黙りなさい! これはあなた方のためにもなる法律なんですからね!」
(「長期政権は民主主義に反するのでは」と質問した記者に対して)「あなたはミッテランのことを批判するのですか?」
(フォークランド紛争開戦に反対する閣僚たちにむかって)「この内閣に男は一人しかいないのですか?」
「言ってほしいことがあれば、男に頼みなさい。やってほしいことがあれば、女に頼みなさい」

インドもまた、先進国への資金還流の世界的潮流に翻弄されている新興国の一つである。この動きは最早誰にも止められず、これに逆らえば逆らうほど、新興国経済は疲弊していくことは容易に想像がつく。この潮流に合わせてインド国民が先進国を向き始めるのは、在る意味“必然”なのだろう。インドの大衆は無意識的に自己防衛本能を働かせているのである。

参考:
2013年8月15日木曜日
先進国への資金還流に藻掻くインド政府。

モディ首相が誕生した暁には、インドは、グローバリスト謹製の“BRICS”という枠から脱し、日本を含む先進諸国の成長に歩調を合わせることを志向するのではないかと思われる。

それを判断するための重要なリトマス試験紙となるのが、“IMF改革案”に対する今後のインドの姿勢である。インドは今後、IMF改革における新興国としての主張を極力控えるようになるのではないかと見ている。つまり、インドが米ドル基軸反対派から少しづつ距離を置く、ということである。

参考:
2014年4月16日水曜日
IMF改革案:IMF乗っ取りを謀るグローバリスト。

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