2013年8月15日木曜日

先進国への資金還流に藻掻くインド政府。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/08/india-struggles-against-bad-inflation.html
インドがインフレ抑制策に藻掻いている様である。


ロイター 8月15日(木)5時0分配信
インドが金輸入規制を再度強化、経常赤字の拡大抑制へ
[ニューデリー 14日 ロイター] - インドは14日、金硬貨およびメダルの輸入を禁止するとともに、現金決済を義務付けると発表し、輸入規制を一段と強化した。経常赤字の拡大につながっている金輸入の抑制を目指す。

インドは前日に金の輸入関税を過去最高の10%に引き上げたばかり。

2013年 08月 15日 02:02 JST
インド中銀、ルピー支援へ外貨流出規制を強化 - ロイター
[ムンバイ 14日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行、RBI)は14日、ルピー支援策の一環として、居住者による外貨流出を抑制する措置を発表した。

新たな対外直接投資(ODI)案件について、自動認可制度の下での上限額を75%引き下げる。

インド・ルピーは現在1ドル61.30付近で取引されているわけだが、此れはほんの半年前は54ルピーだったわけで実に1割以上上昇していることになる。

俺が以前から指摘している通り、米国を筆頭とした先進国への世界的な資金還流が此の動きを加速させていることは疑う余地も無いだろう。(参考)

此の流れから言えるのは、今後は、自国通貨安政策の恩恵に胡座をかいてきた度合いの高い国(詰まり製品の“安さ”だけで勝負してきた国)からインフレ抑制政策が効かずに逝ってしまう可能性が高いということだな。

ぶっちゃけ、インドの他にも、ブラジルなんかも通貨がインド並みに下落しており、相当ヤヴァそうな悪寒である。(参考)

米国(米ドル)への資金還流で起きる新興国のインフレは、今迄のインフレとは一味違って、新興国の経済に恩恵を齎すどころか、寧ろ悪影響の方が大きいと思われる。新興国発の通貨危機も可能性としてゼロではあるまい。