2013年9月2日月曜日

シリア軍事介入に関して完全に孤立してしまった米国はG20でコンセンサスを得られるか。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/g20-holds-the-key-to-syria-attack.html
シリアへの軍事介入について、国連は言うまでもなく、NATOや英国も慎重姿勢を見せており、米国は完全に孤立してしまっている。

振り上げた拳のやり場を失ってしまったオバマ政権は、英国のやり方を真似て議会に諮ることに決めた様だが、米議会での判断は早くても米議会下院の夏期休暇が明ける9日(2013年9月9日)以降となるだろう。

軍事介入に前向きだったフランスも現在は米議会での決定を見極めるべく立場を保留している。


読売新聞 9月2日(月)14時2分配信
シリア介入「議論すらせず」…NATOは不参加
 【ブリュッセル=寺口亮一】オバマ米大統領はシリア軍事攻撃の決断を表明したが、米欧の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)は不参加の方針だ。
NATOは加盟国の立場が割れて「沈黙」した。介入に動いた米仏に対し、ドイツやオランダは国連安保理決議がないことなどから慎重姿勢で、ポーランドは「軍事介入には加わらない」と表明した。

ロイター 9月2日(月)8時14分配信
フランスはシリアへ単独で軍事介入行わない=内相
[パリ 1日 ロイター] - フランスのバルス内相は1日、シリアへ単独で軍事介入を行うことはないと述べ、シリア軍事介入をめぐる米議会決定を待つ方針を示した。

2013年8月31日土曜日
シリア情勢を先読みする原油と金価格。
9月5日(2013年9月5日)から二日間に渡ってサンクトペテルブルグで開催されるG20首脳会談だが、初日には「日米首脳会談」と「日露首脳会談」の両方が予定されている。此の時に日本が米露の間に立ち、シリア情勢の調整役となる可能性は十分に考えられる。

013年8月30日金曜日
英議会はシリアへの軍事介入を否決したとのことだが。

米下院の夏期休暇が明ける前にG20(2013年9月5日)が開催されるわけで、恐らく今後のシリア情勢のコンセンサスは其処で作られることになるのだろう。そしてG20でのコンセンサスが米議会にも影響を与えるのではないかと俺は予想している。

今回のG20では米露は個別の話し合いの場を設けていないわけだが、其の一方で、「日米首脳会談」と「日露首脳会談」は共に予定されており、日本が重要な仲介役を演じることになることは想像に難しくない。

だが、G20における両首脳会談での交渉は、北方領土問題を解決するための絶好の機会と考えることも出来る。安倍首相はシリア問題を利用してピンチをチャンスに変えるべきである。

時事通信 9月2日(月)11時57分配信
米空母、紅海へ=対シリア作戦支援
 【ワシントン時事】米国防当局者は1日、海軍の原子力空母「ニミッツ」が対シリア軍事作戦の支援任務に備え、アラビア海を紅海に向かって航行中だと明らかにした。ロイター通信が伝えた。
米軍はまた、海兵隊員300人を乗せた輸送揚陸艦「サンアントニオ」を地中海に派遣。垂直離着陸輸送機オスプレイ最大12機を搭載した強襲揚陸艦も紅海に展開中で、米軍は、作戦開始と地域の在留米国人の脱出といった緊急事態に備えた態勢づくりを進めている。

此の米原子力空母の動きを見れば、米単独軍事介入の可能性は今尚ゼロでは無いということがよく分かるね。