2013年7月11日木曜日

ブラジル中銀が3回連続の利上げで政策金利8.5%。インフレ抑制の“ポーズ”。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/385.html
国民がインフレに悩むブラジルで、中央銀行が3回連続で政策金利引き上げを行い、年利8.5%にするとのことである。


7月11日 14時17分
ブラジル中銀 3回連続金利引き上げ - NHK
ブラジルの中央銀行は10日、政策金利をことし5月に続いて引き上げて8.5%とすることを決め、インフレ対策に取り組む姿勢をより明確に打ち出しました。
ブラジルでは、食料品などの価格の高騰により、先月時点での物価の年間上昇率が6.7%と、中央銀行が掲げていた目標の上限を超え、先月、サッカーのコンフェデレーションズカップに合わせて行われた政府への抗議デモでは、物価の上昇を食い止めるよう求める声が多く出ていました。

2012年4月10日火曜日
ブラジルのルセフ大統領がオバマ米大統領と会談し、先進国の金融緩和策がブラジルに及ぼす影響に懸念を伝えるも、会談に進展は見られず。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/04/blog-post_10.html

レアル安によるインフレに悩むブラジルだが、国民の期待に反して、ブラジル政府は今後もレアル安を容認するだろう。連続利上げなどでインフレを抑えるポーズを採ってガス抜きしつつも、長期的には輸出企業のためのレアル安を志向すると思われる。


2013年 07月 11日 13:19 JST
ドル98円後半、FRB議長のハト派発言で2週ぶり安値 - ロイター
バーナンキFRB議長は、講演後の質疑応答で「インフレと雇用に関するわれわれの目標達成を困難にするほど金融の状況がひっ迫した場合、われわれがそれに対処する必要が出てくる」と述べた。

また「全体的なメッセージは緩和で、予見できる将来においてかなりの緩和策が必要だ」と語った。7.6%という現在の米失業率について「どちらかといえば、米労働市場の健全性を誇張している」とし、失業率が6.5%に改善したからといって自動的に利上げを行うことはない、と語った。

バーナンキFRB議長が本日、ドル高を牽制する様な発言をしたわけだが、今後も此の様なハト派的な発言をちょくちょく混ぜ込みながらも、“量的緩和の年内縮小”を確実に実行すると俺は予想している。

2013年4月20日土曜日
米ワシントンで開催されたG20でも日本のアベノミクス量的緩和容認。日本潰しの“債務削減目標”にも具体的数値を設けず。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/g20.html
米国やEUが円安を容認する立場を取る一方で、中国や韓国、ブラジル、オーストラリアは日本の量的緩和を大なり小なり批判しており、日本のバブル経済を支援する“欧米”と通貨安で自国の優位性を維持したい“新興国”の対立が鮮明となった様である。

今年4月のG20でアベノミクスに不満を抱いていたブラジルも、レアル安のためのドル高は喜んで受け入れるだろう。

ちなみにブラジルのマンテガ財務相も今のドル高を「世界的なトレンドの一環」と認めてしまっている。

2013年 7月 04日 14:15 JST
レアル安は世界的なドル高トレンドの一環=ブラジル財務相 - WSJ
 【ブラジリア】ブラジルのマンテガ財務相は3日、このところブラジルレアルが急落していることについて、政府として世界的なドル高トレンドの一環と受け止めているとの認識を明らかにした。

2012/10/11付
「米緩和、世界に悪影響」マンテガ・ブラジル財務相 BRICSの連携強化 - 日経新聞
ブラジルのマンテガ財務相は都内で日本経済新聞の取材に答え、米国の大規模な量的緩和策が世界経済に悪影響を及ぼしているという懸念を表明した。

今後“世界の生産活動”は、新興国から日米へと少しづつシェアされ、其の一方で“世界の消費活動”は米中が担う形になるだろう。来たるべき“人民元改革”が其の流れを一層加速させるのではないかな。


2013年7月11日木曜日
来週(2013年7月19日)からモスクワで開催されるG20では「新興国の景気減速」が主要課題になるとのことである。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/2013719g20.html

2013年7月9日火曜日
トルコ中銀が過去最高額の外貨売却入札。ドル高によるリラの最安値更新を受けて。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post_9.html

2013年7月6日土曜日
FRBの量的緩和“年内縮小”発言を受けて、案の定、新興国から米国へ資金が還流している様だね。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/frb.html
其の典型例として、ブラジルでは目下、投資マネーが流出し、株価も低迷している。だが公共交通機関の運賃値上げを切っ掛けとして反政府デモが発生したブラジルでは、ブラジル中銀が民衆の不満に応えるため今後も利上げを実施すると見られる。そうなるとブラジルの株価には更に悪影響を及ぼすだろうね。