2015年1月13日火曜日

キーストーンXL計画:オバマが妨害する理由。

https://surouninja.blogspot.com/2015/01/Why-Obama-rejects-Keystone-XL-Pipeline-project.html
米下院に続き、米上院も12日(2015年1月12日)、カナダ産原油を米国中西部及びガルフコーストへ供給する「キーストーンXLパイプライン」の建設承認法案の審議を認める議案を賛成多数で可決したようである。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0KM00120150113
米上院が「キーストーン」承認に向け前進、月内に最終採決へ
2015年 01月 13日 09:12 JST

[ワシントン 12日 ロイター] - 米上院は12日、カナダから原油を運ぶパイプライン「キーストーンXL」建設承認法案の審議を認める手続き上の議案を賛成多数で可決した。月内に法案の最終採決が見込まれている。

手続き上の議案の賛否は集計中だが、少なくとも賛成62、反対31となっている。

ただ、同パイプラインの建設については、環境への影響を憂慮するオバマ大統領が反対しており、拒否権を行使する構えも見せている。同大統領の拒否権を覆すことができるかは今のところ微妙な感じである。

同法案をめぐっては、ホワイトハウスはオバマ大統領が法案に署名しないと強調。大統領の拒否権を覆すためには上院で67票が必要だが、法案賛同者数はこの水準に届かないとみられている。

米下院は先週、キーストーンXL法案を可決した。

キーストーンXLの重要性とは、米国のエネルギー安全保障の一点に尽きると言っても過言ではない。強力な同盟国であるカナダからのエネルギー輸入が実現すれば、社会情勢が不安定なメキシコや反米国家ベネズエラの原油に依存しなくても済むようになるからである。米共和党がこの案件に本気で取り組む理由も実は其処に在るのだ。

参考:
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0100N_R00C14A2NNE000/
 パイプラインを通じて隣接する友好国カナダからの輸入を増やせば、米国はベネズエラなどへの依存度を落としてエネルギー安全保障を強化できる。

オバマ大統領は「環境のため」などという胡散臭い理由でキーストーンXLの建設を拒み続けているが、実際はアカい盟友たるベネズエラを助けたいというのが本音ではないかと見ている。言うまでもなく、その背後にはロシアも居ることだろう。

参考:
2014年3月3日月曜日
オバマはロシアの優秀なスパイなのか。

参考:
http://www.cnn.co.jp/world/35022528.html
オバマ再選に強力助っ人? チャベス大統領も「オバマ支持」

2012.10.02 Tue posted at 16:48 JST

(CNN) 11月投開票の米大統領選が終盤に入るなか、再選を目指すオバマ大統領に強力な後援者が現れた。南米ベネズエラのチャベス大統領だ。



これに近い構図は現在の日本においても見られる。例えば、中韓に阿る反日連中が“環境保護”だの“反原発”だのを声高に叫んで日本のエネルギー安全保障を妨害するのと非常に似ているのだ。

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