2014年9月27日土曜日

共産化するアルゼンチン、国連でハゲタカ・ファンド非難。

https://surouninja.blogspot.com/2014/09/Argentina-going-communism-country-condemns-the-vulture-fund-at-the-UN-Human-Rights-Council.html
国連人権理事会とやらが、アルゼンチンが提案した「ハゲタカ・ファンド」に関する非難決議を賛成多数で採択したとのことである。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1252562
「ハゲタカファンド」初の非難決議=影響を実態調査へ―国連人権理
時事通信社 2014年9月27日(土)6時45分配信

 【ジュネーブ時事】国連人権理事会は26日、安値で買いたたいた資産で巨額の利益を追求する「ハゲタカファンド」に関する初めての非難決議を賛成多数で採択した。こうしたファンドは「経済、社会、文化に悪影響を及ぼす」と指摘。ファンドの活動が人権に及ぼす影響について実態調査することも決めた。

 決議案は、債務返済を迫る米ファンドに訴えられたアルゼンチンなどが提案。
 採決では47理事国のうち、日本米国英国ドイツチェコの5カ国が「(ハゲタカファンド問題は)人権理での議論の対象外」(米国)などと反対。フランスなど9カ国は棄権し、アルゼンチン中国ロシアを含む33カ国が賛成した。 

この提案に対する賛成と反対の顔ぶれを見れば、この提案が自由主義陣営に対する共産主義陣営からの“嫌がらせ”であることが分かる。

国連が共産主義勢力に乗っ取られていることは以前から指摘しているとおりだが、特に“人権”に絡んだ会合は、彼らの“アジト化している”と言っても過言ではない状況である。国連で主流となった“似非リベラル思想=共産主義思想”が世界に発信され、今や世界各国のリベラルの本流となってしまっているのが現状だ。

参考:
2014年7月25日金曜日
反日:国連人権委員会が助長する人権侵害と逆差別。

ちなみに、ここでアルゼンチンが暗にターゲットにしている“ハゲタカ・ファンド”とは、具体的には米国人著名投資家のポール・シンガー氏のことであることは言うまでもない。シンガー氏は、アルゼンチンのクズ債権を大量に買い集めてアルゼンチン政府に債務の全額支払いを求めている債権者である。なお、同氏は2012年、ガーナのテマ港でアルゼンチン海軍のフリゲート艦リベルタを差し押さえている。

http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1350613390
財政破綻のアルゼンチン、借金のカタに軍艦を差し押さえられる

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/10/19(金) 11:23:10.18 ID:7kPxbCnL0 ?2BP(1000)

最後まで抵抗した債権者が、アルゼンチンの艦船をガーナで差し押さえた。
10月1日、海軍士官候補生の訓練に使用されるアルゼンチンのフリゲート艦リベルタ号がガーナに到着した時、乗船していた220人の乗組員と110人の練習生は温かい歓迎を期待していた。
ベネズエラではアルゼンチン国歌で迎えられ、ポルトガルではサッカーの試合に参加するよう招待された。
だが、ガーナ・テマ港の当局者らは、米国のヘッジファンドが獲得した法的な差し止め命令を執行し、艦船を拘留した。

また、シンガー氏はミット・ロムニー前米国大統領候補の有力な選挙資金提供者の一人でもあったわけだが、そこから同氏の政治的なスタンスが“反共”であることも見えてくるだろう。

アルゼンチンという国は、「汚い戦争」という“レッド・パージ”の末、あろうことかアカ(左翼ゲリラ)にミスリードされてしまった民衆が当時の反共軍事政権を糾弾するという愚行を犯し、アカによる“民主化”とは名ばかりの“事実上の共産主義化”を受け入れてしまい、今に至る国である。そして今、アルゼンチンは、反米主義を掲げ、英国ともフォークランド問題で敵対する一方で、経済面で中共との関係をより深化させ、共産化に拍車を掛けている。

参考:
http://monma5376.blog120.fc2.com/blog-entry-23203.html
中国、アルゼンチンと通貨スワップで合意へ
2014年07月20日 11:55

中国の習近平主席は18日から2日間の日程でアルゼンチンを訪問する。習主席の滞在中、両国は数十億ドル規模のインフラ資金調達や通貨スワップなど19の協定に署名する予定。中国はラテンアメリカでますます影響力を強めている。 アルゼンチンのホルヘ・カピタニッチ官房長官は18日、中央銀行間の通貨スワップ協定の規模が700億元(約1兆1400億円)であることを明らかにした。 中国との協定は、景気後退と高インフレを抱え、月末にはデフォルト(債務不履行)危機が迫っているフェルナンデス政権にとって久々の朗報だ。だが、アナリストはこれらの協定で債務の返済やペソの防衛に使用される外貨準備高の減少に歯止めをかけられるとの見方には懐疑的だ。

参考:
http://news.searchina.net/id/1538504?page=1
アルゼンチンの鉄道に中国製新車両投入 大統領も式典に
2014-07-23 15:01

アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから西部に向かう鉄道、サルミエント線に21日、中国製の新車両が投入され、祝賀式典にフェルナンデス大統領が出席した。

つまり、国連人権理事会を使った今回の“ハゲタカ・ファンド非難決議”は、アルゼンチンの“完全なる共産主義国家”への第一歩と見ることができる。

米国は今後、陸続きの南米における共産化の加速を食い止めるために、アルゼンチンへの介入を試みるだろう。南米の赤化を防ぐことは、米国の安全保障上、非常に重要だからである。

そこで重要な役割を果たすと思われるのが、やはり、アルゼンチン出身の現ローマ法王フランシスコだろう。

「汚い戦争」の頃、南米のカトリック教会がそろってアルゼンチンの反共軍事政権を批判していたのに対し、アルゼンチンのカトリック教会は軍事政権を支持し、国民に“愛国”を求めていたことからも分かる通り、おそらくアルゼンチンのカトリック教会は伝統的に“反共=親自由主義”であると考えられるからだ。アルゼンチンのカトリック教会は、「汚い戦争」で軍事政権の資金源となった反共組織、“ロッジP2”側の立ち位置であると考えられる。

アルゼンチンのカトリック教会の姿勢はフランシスコ法王の発言や行動からも分かるだろう。

参考:
2014年4月4日金曜日
フランシスコ法王:米英との融和の兆し。

アルゼンチンでは今後、カトリック教会を中心とした反政府運動(反共運動)が盛り上がるかも知れない。

これは“カトリック”という組織をひと括りに考えているうちは、決して見えてこない未来予測である。ロッジP2という反共組織の存在を見ずに、フリーメーソンを“共産主義組織”とひと括りに考えても何も見えてこないのと同じことである。

まぁとはいえ、唯一の反共メーソンだった“ロッジP2”も最終的にはフリーメーソンから破門されたわけで、つまり今のフリーメーソンが“完全な共産主義組織かつ反社会的勢力”であることには何ら変わりはないわけだが。

関連:
2014年9月5日金曜日
宗教国連:バチカンを狙う共産主義者。
2014年1月24日金曜日
アルゼンチン:通貨ペソ大暴落。

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