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2013年10月1日火曜日

次世代OS世界大戦。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/10/world-war-over-the-os-compliant-with-html5.html
NTTドコモKDDIが進めている「モバイル端末への“第3のOS”の搭載」について、ソフトバンクの孫正義社長は、「あまり興味なし」と述べたとのことである。


孫正義氏、“第3のモバイルOS”には「興味なし」 - CNET Japan 9月30日(月)18時55分配信
 ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は9月30日、冬春モデル発表会において、いわゆる“第3のモバイルOS”を搭載した端末の導入について、後ろ向きな姿勢であることを明かした。日本では、NTTドコモが「Tizen」を、KDDIが「Firefox OS」を搭載した端末を販売する意向であることを表明している。
第3のモバイルOSについて孫氏は「あまり興味なし」と即答。その理由については「実際は少しくらいは扱うかもしれないが、今のところそれらが主流になるとはとても思えない。ただし、他社には他社の思惑があるだろうから、その考えを批判するつもりはない」と説明した。

現在、多くのモバイル・ユーザの求めているものは、複雑でオールマイティな端末などではなく、シンプルで機能が限定された端末である。

これを突き詰めると、これからはHTML5を実装した“第3のOS”が主流になると思われる。PCとモバイルの垣根もそのうち無くなるだろう。

では何故、孫社長はこのような発言をしたのか。

その理由としては、トレンドや技術的な部分よりも、地政学的な部分の方が強そうである。

Tizen - Wikipedia
2013年2月26日、ファーウェイ・テクノロジーズの TSG への参加が発表された[7][9]。

しかし、韓国サムスン電子は次第に人的資源および資金を供給しなくなり、2013年夏、ついに、「韓国サムスン電子はTizenから完全撤退する。」という公式発表をした。
現在、Tizen Association の議長は docomo がつとめている。
オープン時点での販売対象国は、日本(ドコモ)、フランス(Orange)、カザフスタン、ロシア、ウクライナ。

Firefox OS - Wikipedia
2013年6月に初の搭載スマートフォンをブラジル、ポーランド、ポルトガル、スペイン、ベネズエラで発売

Google Chrome OS - Wikipedia
Google Chrome OSはUbuntuをベースに開発されている[8]。Ubuntuの開発元であるCanonicalがどの程度開発に協力しているのか、詳細は明らかになっていない
2011年6月15日 - サムスン電子からノートパソコン(Chromebook シリーズ)の最初の機種「Series 5」(XE500C21)が発売された。
2011年7月 - Acer が AC700 (Chromebook) 発売。
2012年5月31日 - サムスン電子がノートパソコン (Chromebook) の「Series 5」 (XE550C22) とデスクトップパソコン (Chromebox) 「Series 3」 (XE300M22) が発表された。
2012年10月22日 - サムスン電子が XE303C12 (Chromebook) を販売開始。

上の情報から、“第3のOS”が世界権力の主導権争いの場になっていることが仄見えて来る。

Tizenグローバリスト勢力(大陸、シオニスト系)、Firefox OSバチカン勢力Chrome OS米英勢力がそれぞれ関与しているということである。

サムスンTizenから手を引いた理由は、Chrome OS対応に専念するためであろうが、より地政学的視点で見れば、同社は米英勢力の庇護の下で生き残ることを選択したということであろう。中国に擦り寄る韓国政府の動きとは裏腹に、韓国の多国籍企業は今後も“親米英路線”を継続する心算のようである。

それに引き換え、NTTドコモKDDIはアチラ側に逝くことを選んでしまったようである。

ソフトバンクの孫社長の発言は、“第3のOS”の方向性を見極めるための様子見という意味合いも勿論あるのだろうが、それ以上に、世界のパワーバランス変化の着地点をしっかりと見極めた上でビジネス資源を動かしたいということではないかな。

とは言え、スプリント・ネクステル買収により米国でのビジネス展開の足掛かりを手に入れたソフトバンクは、恐らく今後はChrome OSに乗らざるを得なくなるのではないか、と個人的には予想している。ソフトバンクは米国で安全保障上の問題からファーウェイやZTE等の中国製品を使わないことを誓っているわけだしね。

ファーウェイ幹部「もはや米国には興味はない」 - 米市場進出を断念 - WirelessWire News 2013-04-24
中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイ(Huawei、華為技術)のエリック・ユー(Eric Xu)副社長が現地時間24日、同社が毎年行なっているアナリスト向けカンファレンスのなかで、「われわれはもはや米国市場に関心はない」と話し、同社が米市場への進出を諦めたことを明らかにしたという。
昨年10月には、米下院諜報委員会(U.S. House of Representatives' Intelligence Committee)が発表した調査報告のなかで、ファーウェイおよびZTEの製品に米国の安全保障を脅かす可能性があると指摘。同委員会は、携帯通信事業者各社に対し、両社との取引を取りやめるよう勧告していた。
さらに最近では、ソフトバンク(Softbank)が進めるスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)の買収計画(株式70%取得)に関し、両社から米議会関係者に対してスプリントではファーウェイの通信機器を採用しないとの確約が出されていたことも伝えられていた。


【関連リンク】

2013年9月24日火曜日
ファーウェイ:EUに触手を伸ばす中共フロント企業。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/the-front-company-of-chinese-communist-party-salivating-over-eu.html

2013年8月29日木曜日
米Google社のAndroid部門のカリスマ、ヒューゴ・バラ氏が退職したとのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/08/google-cut-down-hugo-barra-and-android.html

2013年8月14日水曜日
米オラクル社によるJava特許訴訟は米グーグル社を進化させるだろう。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/08/oracle-evolves-google-chromeos.html

2013年5月24日金曜日
ソフトバンクによるスプリント・ネクステル買収をカリフォルニア州当局が認可するも連邦通信委員会(FCC)は依然審査中。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/fcc.html

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