2013年10月22日火曜日

パキスタン:米軍事支援受け入れ再開と中国依存からの脱却。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/10/us-resumes-the-military-aid-to-pakistan.html
米政府が一昨年(2011年)から凍結しているパキスタンへの軍事支援を再開するとのことである。


米 パキスタン軍事支援再開へ - NHK 10月22日 8時44分
アメリカ政府は、おととしから凍結しているパキスタンへの軍事支援を再開する方針を明らかにし、両国の関係改善を進めることで、テロ対策などを巡る協力を強化したい考えです。

アメリカのオバマ大統領は、23日、ワシントンで、ことし6月に就任したパキスタンのシャリフ首相と初めての首脳会談を行います。

2011年5月2日にパキスタン内で米海軍特殊部隊(Navy SEALs)がパキスタン政府の許可無くビン・ラディン暗殺を実行したことで両国関係は悪化していたわけだが、今年6月(2013年6月3日)に親米のナワズ・シャリフ(パキスタン・ムスリム連盟シャリフ派)が首相に返り咲いたことで、パキスタンと米国やインドとの関係は改善されるものと期待されている。

その一方で、パキスタンの最大輸出相手国となっている中国との関係には今後注目が集まる。Navy SEALsによるビン・ラディン暗殺以降、パキスタンは中国との関係を深化させているわけだが、シャリフ政権が米印関係改善との整合性をどう取るのかは要注目である。

シャリフ政権が今後、親米路線を優先するとなれば、“中国包囲網”は更に強化されることになるだろう。ただし、それには、パキスタンが対中貿易を劣後しても余りあるような見返りを必要とするだろう。

イラン・パキスタンのパイプライン 米「計画前進なら制裁も」 - 日経新聞 2013/3/12 10:41
 【ワシントン=芦塚智子】米国務省のヌランド報道官は11日の記者会見で、イラン産天然ガスをパキスタンに輸出するパイプラインの起工式が開かれたことについて「この計画が実際に前進すれば、制裁の引き金になるという深刻な懸念を持っている」と述べ、パキスタンへの制裁発動の可能性もあると警告した。
米国がパキスタン国内の発電所の近代化やダム建設など、同国のエネルギー需要を満たすための代替計画を支援していると強調した。

まぁ、新興国からの資金還流イベントに沸く米国との貿易促進や、米国からのエネルギー開発支援は、その見返りとしては十分かも知れないがね。