2013年10月10日木曜日

米国債務上限問題:グローバリスト達の焦り。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/10/globalists-show-impatience-to-the-us-debt-crisis.html
世界銀行キム総裁は米政府の債務危機について、米国債デフォルトの脅威が存在しているというだけでも新興国の市場が阻害されるとして、懸念を表明したようである。


世銀総裁、米デフォルトの脅威に懸念表明 - ロイター 2013年 10月 10日 00:49 JST
[ワシントン 9日 ロイター] - 世界銀行のキム総裁は9日、米国債がデフォルト(債務不履行)に陥るとの脅威が存在しているだけでも新興国市場が阻害されるとして、懸念を示した。

同総裁はCNNのインタビューで米デフォルト懸念について、「現在は新興国、途上国ともに数多くの向かい風にさらされているため、こうした打撃により破滅的な影響が及ぶ恐れがある」とし「非常に懸念している」と述べた。

世銀総裁といえば典型的なグローバリストのポストである。

近年までの世界のマネーの流れは“先進国から新興国へ流出”というのが主だったわけだが、最近はそれも逆流を開始しており、“先進国への資金還流”が始まっている。新興国への資金流出をサポートしてきたのはグローバリスト勢力なわけで、これが逆流を開始することで彼等が仲間内が損失を被るであろうことは容易に想像が付くわけである。ここでいうグローバリストには、中国共産党政権も含まれている。

2013年10月9日水曜日
米国債務上限問題というプロレスの狙い。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/10/the-performance-of-the-us-debt-crisis-prevents-the-currency-intervention-by-chinese-govt.html
このプロレスの真の狙いは、中国の為替操作を妨害することに在るのではないだろうか。というのも、米国が債務上限を上げる(つまり米国債を新規発行する)までは、中国は人民元での米国債購入という“為替介入”が制限されてしまうからである。

中国とロシアが幅を利かす国連において“シリア問題”などで苦渋を味わった米国が、今後はその報復として、グローバリストの資金源とも謂える新興国バブルを潰しに掛かったと考えるべきだろう。

米国の「債務上限問題」は表面上は飽くまでも米国の「国内問題」に過ぎないとは言え、実際は事実上の強力な“外交カード”となっている。

あの“アジア通貨危機”では、豊富な投資資金流入に胡座をかいてきた新興国の多くが大ダメージを被ったわけだが、一方で当時の米国には殆どダメージは無かったという事実。それを踏まえれば、もし自分が米政府の中の人ならば、米国発の“第二次アジア通貨危機の脅威”を利用して、今正に中国に擦り寄らんとするアジア諸国を繋ぎ止めることを画策するだろう。(反米国家を炙り出す米国デフォルト危機。2013年10月6日日曜日)