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2013年10月15日火曜日

人民元改革:為替操作で自壊する中国経済。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/10/chinese-economiy-to-be-crushed-by-foreign-exchange-reserves-piled-up.html
14日(2013年10月14日)の上海外国為替市場で人民元相場が過去最高の1ドル6.1079元を記録したとのことである。


人民元 2005年の切り上げ後、最高値更新 - MSN産経 2013.10.15 01:26
 14日の上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=6・1073元と、2005年7月の人民元切り上げ後の最高値を更新した。終値も1ドル=6・1079元と最高値だった。

だがその一方で、中国人民銀行(中央銀行)が同日発表した9月末の外貨準備高は、過去最高の3兆6600億ドルを記録したようである。

外貨準備高が最高更新 中国、米国債に懸念 - MSN産経 2013.10.15 01:24
 中国人民銀行(中央銀行)が14日に発表した9月末の外貨準備高は3兆6600億ドル(約360兆円)と過去最高を更新した。世界最大で、日本の9月末の外貨準備高(1兆2734億ドル)の約2・9倍の規模に拡大した。
 中国の外貨準備高は2011年3月末に3兆ドルを突破した。人民銀行の周小川総裁は「合理的な水準を超えている」と述べていた。(共同)

つまり、中国金融当局は、中国企業が稼いだドルをせっせと外貨準備に変えて市場への影響を抑制しているにも拘わらず、それでも為替市場では人民元高圧力が大きいということである。

中国は2005年から管理変動相場制へと移行したことになってはいるものの、その具体的なオペレーションは不透明で、2005年以降の外貨準備の積み上がりを見ても分かる通り(中国の外貨準備高推移 - BRICs辞典)、実際は固定相場制の頃と何ら変わっていないということである。

人民銀行は今後も人民元を擦り散らかしてドル買い(米国債購入)を実施し、人民元相場を実質レートよりも安く維持し続けるだろう。それにより、副産物としての外貨準備は今後も増々積み上がっていくことだろう。

完全変動相場制へと移行しない“人民元改革”など何の意味もないのである。無論、本当の人民元改革が行われれば、自国通貨安だけが唯一の強みだった中国経済は完全に詰んでしまうだろうがね。

そうなると、米国経済への影響を懸念する声も聞こえてきそうだが、貿易収支を改善したい米国にとって中国からの輸入が減ることは大した問題ではない。それ以上に、中国の最大貿易相手は輸出入ともにEUである。米国は、EUに擦り寄りすぎている中国を切り捨てることに躊躇いなどないだろう。そこに、その代替となる巨大貿易相手国(貿易相手地域)がTPP施行で誕生するとなれば尚の事である。(EU全体とアメリカと中国それぞれ最大の貿易相手国はどこでしょうか? - Yahoo!知恵袋)

さて、今話題の米国債務上限問題は、中国金融当局の尻に火を点けることが出来るだろうか。(米国債務上限問題というプロレスの狙い。2013年10月9日水曜日)

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