2013年9月20日金曜日

JAXAの無人気球が高度53Kmに到達。世界記録更新というのも結構だが。

http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/jaxa-updated-the-world-record-of-balloon-altitude.html
JAXAが気象観測などのために開発した無人の気球が20日(2013年9月20日)、高度53km余りに到達し、11年前に作られた世界記録を更新したとのことである。


JAXAの気球 到達高度世界最高に - NHK 9月20日 17時4分
JAXA=宇宙航空研究開発機構が気象観測などのために開発した無人の気球が20日、高度5万3000メートル余りに到達し、11年前に作られた世界記録を更新したと発表しました。

無人気球は気象観測用としての用途も重要だが、それ以上に重要かつ有用と考えられるのは、「インターネットへのアクセス手段」としての用途である。

グーグル社は今年(2013年6月16日)からニュージーランドの上空で其れを実現しようとしている。

Project Loon - Google
What is Project Loon?

Many of us think of the Internet as a global community. But two-thirds of the world’s population does not yet have Internet access. Project Loon is a network of balloons traveling on the edge of space, designed to connect people in rural and remote areas, help fill coverage gaps, and bring people back online after disasters.

グーグルの「Project Loon」は、ソーラーパネルで稼働する無人の気球を高度20Kmの上空に飛ばし、他の気球との相互接続しつつ、地上へインターネットアクセスを提供するというものである。

「インターネット環境を誰でも何処でも利用できること」こそが企業の生命線と謂えるグーグル社にとって、このプロジェクトはとても重要且つポイントを突いた投資と謂えよう。

此の技術を利用すれば、現状の基地局では電波の届かない山間部でも無線インターネットが利用できるようになるだろう。そして何より、地上で携帯電話の基地局を設置するよりも安価にサービスエリアを拡大出来るかも知れない。

グーグル社に此の手の技術を世界標準化されてしまう前に、日本もさっさと民生利用を進めるべきである。

どんな技術についても謂えることだが、お上の利用に限定された、お高く止まった製品やサービスにしてしまうよりも、民生用として一般開放する方が技術革新を生み出したり、世界標準を獲れる技術に進化する可能性は高いと思うよ。


【関連リンク】

2012年5月8日火曜日
米ネバダ州の自動車管理局が、自動運転システム搭載車を開発中の米グーグル社に対し、公道を試運転出来る免許を全米で初めて交付。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/05/blog-post_8309.html